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いつも、ありがとうございます。
竜之巣です。
前回、修行1日目のお話をさせていただきました。
正直、その後の事はあまり覚えてません(笑)
僕が、入社して1.2カ月で先輩二人が辞めてしまい。
飯場のポジションをやりつつ、八寸場、板場、煮方などをかけもち
次の仕事がたえない日々が続き、何も考えることもなく。
ただ、マイナスな気持ちでしかありませんでした。
今、思えば
1年目であれだけの仕事をやらせていただける事はないと思いますし。
感謝しております。
すこし、慣れてきた時のこと。
毎朝の先輩方へのお茶出し。
すぐに、仕事ができるように準備。
ここまでは、わかります。
ですが、親方が来たら白衣を着せ。
帰るときは、ハンガーにかける。
たったこれだけの事でしたが、僕は、それを不満に思ってました。
あるとき、すごく可愛がってくれた二番(副料理長ポジション)に愚痴を吐き
どうして、そんな事をしなければならないのですか?
と質問をすると。
じゃあ、なんで無料で仕事を教えてもらってるの?
なるほどなと、当時はすんなり受け入れてました。
これが、親方と弟子ということなんですね。
今、そういったお店や旅館はなくなってきてるとは思います。
古き良きなのかもしれませんが、この時代、それでは長続きしませんよね。
結果、長続きしなかった僕です。。。
沼津に戻ってからは、専門学校の友達に誘われ、沼津のお寿司屋さんにお世話になりました。
昼も、夜も満席続き。
修行という言葉は似合わないくらい、丁寧におしえてくださり。
仕事終わりや休みの時に、飲みや食事に連れってくださり。
とても、充実していました。
僕にとって大将は先生であり親のような存在でした。
そんな、お店は営業中も、仕込み中も笑顔がたえない職場で
僕が目指すべき姿だなと思います。